7階「アートスペース福寿園」では、木工芸職人/アーティスト、中川周士による『茶の杜に惑ふ – 個細胞が見る夢 – 』展を開催中!(2024年7月12日(金)~9月1日(日) )
現在、京都と滋賀に工房を構える中川は、重要無形文化財保持者である父・中川清司に師事。
木桶の制作技法など、伝統的な木工技術を継承し、風呂桶や酒器を始め、白木の美しさを際立たせ、現代のライフスタイルにも溶け込むフォルムの工芸品を制作し続けています。コラボレーション製品も多数手掛け、ロンドンのV&Aミュージアムやパリの装飾美術館にも作品が所蔵されています。
同時に、そのクラフトマンシップに加え、美大で育んだ感性を活かし、木工芸のフィールドにとどまらず、コンテンポラリーアートの世界でも精力的に活動。これまでに多くの作品を制作し、パリやニューヨークでも個展を開催するなど、国内外を問わず発表し続け、好評を博しています。
本展『茶の杜に惑ふ – 個細胞が見る夢 -』では、茶畑からお茶が生産されるプロセスの中で、規格外となった茶葉や枝を素材として使用したインスタレーション作品で空間を構成いたします。
伝統の木工技術を起点としながら、領域に捉われず想像を拡げ、可能性を追求する作家・中川周士の新たな挑戦と問いかけをぜひご高覧ください。
中川周士 個展 『茶の杜に惑ふ – 個細胞が見る夢 – 』
■会期: 2024年7月12日(金)~9月1日(日)
■会場: 福寿園京都本店 7階「アートスペース福寿園」
■開催日:木曜日~日曜日 11:00~17:30
■TEL: 050-3177-3920